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ボランティア活動レポート(33)『友活さん』

更新日: 2018年10月04日

ボランティアの活動現場レポート第33回は、北区の高齢者施設「大砂土デイサービスセンター」で、ボランティア活動をしている生長 徳治(おいさき とくはる)さんのご紹介です。こちらの施設では、活動内容にこだわらず、利用者さんとともに過ごすボランティアさんを「友活(ともかつ)さん」と呼んでいます。

 

この日の生長さんは、職員の方と利用者さんと一緒に、おやつのホットケーキ作り。

ホットケーキが焼けるまでの時間はおしゃべりタイムです。

生長さんが「こういうのは苦手」と言うと、利用者さんから「男の人もお料理しないとダメよ、

おうちでは座ってるだけでしょ」など、おしゃべりがはずみます。

   

始めたころは、傾聴ボランティア活動でしたが、今では活動の幅を広げ、利用者さんと一緒に、

カラオケや健康体操、昼食の配膳のお手伝いもしています。

毎回活動される前のボランティアさん紹介のときに、新聞のコラムのような短いご挨拶もしているそうで、この日は所長さんの計らいで、おやつの後にも【生長さんコーナー】の時間を作ってくださいました。「生長さん、なんでもいいのでお話してください」と、マイクを渡されました。

「おこがましいのですが・・・。活動当初は“みなさんのお世話をしてあげる”という気持ちでいました。みなさんの笑顔に囲まれていると心も体も温かくなり、“今はみなさんのお世話になっている”という気持ちが強くなってきています」と語る生長さん。みなさん、真剣にうなずきながら聞いていました。

   

「人の喜びを自分の喜びとする」が信条の生長さん。人生の大先輩であるみなさんのおかげで、楽しみながら、ボランティアを続けているそうです。

最後に生長さん、職員の方々、利用者のみなさんが一緒に唱歌を歌ってくださいました。大変お上手で、とても温かい気持ちになりました。生長さん、職員の方々と利用者のみなさんが、お互いを敬いながら、笑顔で楽しい時間を過ごされていて、心が和む訪問になりました。


ボランティア活動レポート(32)『ウクレレ演奏とフラダンス』

更新日: 2018年09月20日

 今回は、浦和区にある「愛グループホーム瀬ケ崎」で演奏をされる、メヌエットさんの活動を紹介します。

 

  施設の方から、本番前の控室を案内されると、明るく温かい雰囲気の中、「いらっしゃい、どうぞどうぞ入ってください。」と皆さんが招き入れてくださいました。本番5分前位になると、それまでの和やかな雰囲気から、空気が変わり自然と音合わせや、楽譜の確認をしています。    

       

 施設の方から声がかかり、いよいよ本番の1曲目は「メヌエット」。グループ名の由来となっている大切な曲で、1曲目はこの曲と決めていらっしゃいます。2曲目は「山の音楽隊」。メヌエットさんの演奏に歌が加わります。さらに「夏の思い出」、「浜辺の歌」と演奏は続きます。最初は声が出なかった利用者さんも少しずつ声が出てきました。

  

 ハワイアンの曲では、3名の方がフラダンスのダンサーさんに変身。フラダンスの心得のある数人の利用者さんが一緒に踊っています。

 

 続く曲は、一般的なウクレレのイメージとは異なる、「 It's a Small World 」、「ミスターロンリー」(映画音楽)、「瀬戸の花嫁」(流行歌)、童謡や唱歌と聴く方が飽きないように、いろいろなジャンルの曲を演奏しています。思い思いに曲を聴きながら口ずさむ方、う~んとうなずきながら聴く方、本当に楽しそうです。


 メヌエットさんは、ボランティア歴10年。5名で始めたグループが今では12名で活動しています。やめてしまった方は誰もいません。そんな皆さんに、ボランティアを長く続ける秘訣や、これからボランティアを始めたい方へ応援メッセージを伺いました。

「好きなものが長続きをするのよ。」

「練習だけではつまらない。人様に聞いていただくことで、私たちの技術も上がりました。ありがたい事です」

「一人ではつまらない。みんな明るくて、仲も良くて、そしてまじめで勉強家よ。」

「喜んでくれる姿が楽しくて続いている。」

「演奏中に、いろいろな思いがこみ上げて泣いてしまう利用者さんがいて、もらい泣きしてしまう自分がいる。なかなか他じゃないでしょ。幸せよ。」

  

 現在、レギュラーの施設が13件、次々と依頼が来ているご様子。お忙しいと思いますが、メヌエットさんを心待ちにしている方のためにも、どうぞこれからも活動を続けてください。

 

ボランティア活動レポート(31)『歌のお手伝い』

更新日: 2018年08月02日

ボランティアの活動現場レポート第31回は、浦和区の高齢者施設「浦和ふれあいの里」で、ボランティア活動をしているFさんとKさんのご紹介です。(匿名ご希望です)

おふたりは2年前に同じ傾聴講座で知り合ったお仲間で、普段はグループで活動しています。

活動当初は傾聴ボランティア活動でしたが、今では活動の幅を広げ、カラオケなどで利用者さんが歌うサポートを、月2回約2年間続けています。

Fさん               Kさん

   

おふたりが会場に入ると、人気歌手が登場したかのように、利用者さんの表情が嬉しそうに変わります。「さぁみなさん、大きな声で歌いましょう」とFさんが進行係、Kさんは盛り上げ係、歌の時間の始まりです。マイクを向けると、歌詞も見ないで熱唱される方もいらっしゃいます。

   

おひとりおひとりの肩に触れ、目線を合わせ、手拍子をして利用者さんに寄り添います。すると今まで歌っていなかった方も、スイッチが押されたように歌い出します。Fさんが、「お上手ですね~」「いい声ですね~」と声をかけると、恥ずかしそうに笑顔になります。

2年間継続してきたのは、施設が家から近いこともある。

施設職員の方に「〇〇さん(利用者さん)の大きな声、初めて聴きました。」など声をかけられると、やりがいもある。だけど1番の理由は、「人と話すことが好き、笑顔を見るのが好きだから」、『笑顔が最高のご褒美です』と、おっしゃいます。これからも、たくさんの笑顔を作る活動を続けていかれることでしょう。

ボランティア活動レポート(30)『コカリナと童謡・唱歌』

更新日: 2018年07月31日
ボランティアさんの活動現場レポート第30回は、「コカリナと童謡・唱歌」です。
 今回は、岡部 仁子(おかべ きみこ)さんの活動にお邪魔しました。
 「ボランティアは、ひさしぶりなの」と仰る岡部さん。
 さて、どんな活動なのでしょうか?
 この日、岡部さんが訪れたのは中央区の「街なかデイサービス金太郎」。大きなテーブルを囲んで、職員さんと利用者さんたちが食後のお茶を飲みながら和やかに談笑しています。
 職員さんに案内されて、岡部さんもその輪に加わると、テーブルのすぐそばに譜面台を置きました。取り出したのは木製の笛です。
              
      
 皆さん、見慣れない楽器に興味津々です。「ド~レ~ミ~ファ~ソ~ラ~シ~ド」と、まずアルト笛、つぎにソプラノ笛と、かわるがわる岡部さんが吹くと、「あたしはこっちの音がいい」「音が不思議ね~」と、声が上がります。
 この楽器は、コカリナという名前で、東欧の民族楽器に由来するとのこと。1999年の長野五輪で、伐採された木から作られたことが話題となり広まったそうです。岡部さんは、たまたま聴きに行った演奏会でこのコカリナに出会い、心に沁みる音色の虜になってすぐに習い始めたそうです。
          
        
    
楽器の紹介のあと、岡部さんお手製の歌詞カードを広げて、童謡と唱歌の時間になりました。「これなんの曲でしょうか? 聴いてくださいね」と、まずコカリナで演奏します。そのあと、岡部さんは楽器をウクレレに持ち替えて、伴奏しながら皆さんと歌います。
『おうま』『かたつむり』『大きな栗の木の下で』『靴が鳴る』『港』…。歌が終わるたびに、「なつかしいね」「かわいらしいね」と、ひとしきり話に花が咲きます。落ち着いたころ、岡部さんが声をおかけして次の曲に移ります。
『ふるさと』では、「今日は皆さんのふるさとを訊いてみます」とお一人ずつに投げかけました。「あたしは秩父よ」「あたしは上野」「都会の人には向かない歌かもね」「子どもの頃は東京も田舎だったの」といっそうにぎやかに盛り上がりました。歌い終わって、「父母が出てくると涙でちゃう」という利用者さんに、「いっぱい泣いていいですよ‼」と職員さんが語りかける場面も。
 
 続いて、『海』『浜辺の歌』に、大正時代の『海』、『われは海の子』と夏の歌をゆったり楽しんだ後、『月の沙漠』では「4番まであるので、チャレンジしましょう」と岡部さん。1番、2番と歌っていき、最後まで歌い切ると、達成感でいっぱいになりました。最後に、「夕焼け小焼け」を皆で歌います。「思い出します、山の中を」「今日はよかった」と、それぞれお気持ちを口にしています。
         

 コカリナは、指導者の資格までとられた岡部さん。以前は、大勢の前で披露する形でボランティアをしたこともあったそうですが、今回のように、利用者さんのすぐそばでコカリナを吹き、一緒に歌っていただくのがいいと仰います。歌が終わるたびに、利用者さんたちのお話が弾むことについてお尋ねしました。
「主人公は利用者の皆さんだから。わたしは引き出す側です。」と穏やかにお話しくださいました。
岡部さんが橋渡し役となって、歌とともに思い出が蘇る、素敵なひとときでした。

ボランティア活動レポート(29)『芸能披露』

更新日: 2018年07月03日

ボランティアの活動現場レポート第29回は「さわやかシニア」のみなさんに同行して、桜区の高齢者施設「パナソニックエイジフリーケアセンター中浦和」を訪問しました。

「さわやかシニア」さんは、月2回公民館で「どじょうすくい」の練習をしているお仲間です。

みなさんは、他にも技芸を習得されていて、それぞれおひとりでご披露することもできます。

高齢者施設を中心に月5回ぐらい訪問され、数か月先まで予定が入っています。

  

  


「どじょうすくい」から始まり、「黒田節」「かっぽれ」「フラダンス」「マジック」「合唱」「社交ダンス」と、次から次へとさまざまなご披露が続きます。

最後は「山本リンダの狙い撃ち」を全員で踊ります。ボランティアさんも利用者さんも全員が

笑顔になり、楽しい時間があっという間に過ぎました。

ボランティア活動レポート(28)『ギター演奏』

更新日: 2018年06月20日

 ボランティアさんの活動現場レポート第28回は、グループで「ギター演奏」をされているレントギターラさんのご紹介です。 

     

                                             

  レントギターラさんは結成20有余年。今日は、緑区にあるエスポワールさいたまで演奏です。利用者さんと施設の職員さんで、総勢100名を超えそうな観客の中、演奏が始まりました。

 「オリーブの首飾り」を皮切りに、懐かしい昭和の歌謡曲、オカリナが加わった「海の声」が続きます。利用者の皆さんと一緒に歌うスタイルです。時には利用者さんにマイクを向け、時にはMCを折りまぜ、楽しいひと時はあっという間に過ぎていきました。

 


  「ギターのボランティアさんが来るのは初めてで、みんな楽しみにしていたんですよ。レントギターラさんは、本当にギターがお上手で楽しかったです。」と、職員さんのお話を伺い、温かい気持ちになりました。

 

ボランティア活動レポート(27)『ギターの伴奏と歌』

更新日: 2018年05月28日

 ボランティアさんの活動現場レポート第27回は、「ギターの伴奏と歌」です。

 今回は、「シニアーバンドメルヘン」の活動にお邪魔しました。

 メンバーは、ギターの豊田直行さん、歌の出口紀子さんのお二人。唱歌や童謡、昭和の歌謡曲などを、利用者の皆さんと一緒に歌うスタイルで活動されています。ボランティア歴は10数年に及びます。

 この日の活動先は、大宮区の高齢者施設「デイサービス グリーンデイ大宮桜木町」。準備の間、出口さんが「今年は桜が早かったですね」など、身近な話題で場をつないでいます。音合わせをしながら、早速『月の沙漠』が始まりました。「一緒に歌いましょう」と、出口さんがリードし、マイクを利用者さんへ向けます。発声練習も兼ねているとのことで、とてもリラックスした雰囲気です。

 

 この日のプログラムは全12曲。『四季の歌』『北国の春』『浦島太郎』『あめふり』など、施設の希望に沿った選曲だそうです。

 豊田さんのギターに合わせ、出口さんと利用者さん、職員さんたちも加わり、のびやかな歌声が続きます。『上を向いて歩こう』の間奏では豊田さんがギターソロを聞かせ、『愛燦燦』では出口さんが豊かな声量を披露する場面も。

 「一緒に歌うばかりでも飽きてしまうから、ちょっと聴かせる時間も設けています」と豊田さん。曲の合間では、歌の時代背景なども紹介されて、盛り沢山です。 

 『ふるさと』を歌って予定のプログラムは終わりましたが、その後も時間の許す限り演奏が続きます。『ドレミのうた』『東京キッド』・・・「次楽しいのやるよ」と、その場で曲が決まります。『二人は若い』では、歌いながらの指示でふたてにわかれ、かけあいをすることに。

 最後に、今月お誕生日が来る方おひとりずつに、お名前をいれながら『ハッピーバースデートゥーユー』を演奏されていました。思いがけない歌のプレゼントに、皆さんとてもうれしそうです。

 豊田さんは、お仕事の傍ら、趣味で洋楽の生演奏を披露されてきて、場の雰囲気に応じて演奏を変えていく力はその頃養われたそうです。定年後、情報誌で募集したメンバー数人とバンドを組んだのち、解散を経て現在の形に落ち着いたとのこと。ボランティアを始めたきっかけは、ご縁のあった施設で「何か恩返しをしたい」と、納涼祭で演奏を披露したのが最初だったそうです。

 ボランティアでは、「(利用者さんたちと)一緒に遊んでいる」と出口さん。歌は、声が出ないときもあるそうですが、皆さんに歌っていただければなんとでもなるから、とのこと。

 演奏が終わっても、片付けをしながら利用者さんたちとの会話を絶やさないお二人。皆さんの充実した笑顔が印象的でした。

 

ボランティア活動レポート(26)『スコップ三味線』

更新日: 2018年05月10日

ボランティア活動レポート第26回は「ちえっこ倶楽部」のみなさんに同行して、

南区の高齢者施設「あすなろデイサービス浦和」を訪問しました。

「ちえっこ倶楽部」のみなさんは、『さいたま市シニアユニバーシティ東浦和校第15期』で

同じ班になったお仲間です。シニアユバーシティ文化祭の演目に【スコップ三味線】を、

披露したことがきかっけで、卒業後も高齢者施設などでボランティア活動をしています。

グループ名由来の曲「千恵っ子よされ」は、『ラッセラ~ラッセラ~』

『ラッセ、ラッセ、ラッセラ~』と掛け合いで盛り上がります。

「真っ赤な太陽」は、衣装替えをして、ステップをしながら前へ出ると、

利用者さんはまるでアイドル?がきたかのように嬉しそうです。

「喜ぶ笑顔をまた見たい」という思いが活動の原動力だそうです。

「シニアユニバーシティ」で出会ったお仲間が、卒業後もボランティアを通じて

有意義にいきいきと、仲良く活動している素敵なグループでした。

ボランティア活動レポート(25)『芸能披露』

更新日: 2018年03月13日

ボランティアの活動現場レポート第25回は「四つ葉の会」の皆さんに同行して

桜区の高齢者施設「さくら翔裕館」を訪問しました。

「四つ葉の会は普通の主婦のグループ。90歳代もいるのよ」と代表の友光さん。

4ヵ所の高齢者施設で定期的に活動している大人気のグループです。

もともと、友光さんと会員の島﨑さんが、「南京玉すだれ」を施設でお披露目する活動を

していました。そこへ新舞踊に習熟している方が2名加わり、「四つ葉の会」として

活動するようになったとのこと。グループを結成して7年。

「体調不良になると訪問予定施設や仲間に迷惑がかかるので日頃から

健康に気をつけている」「楽しいから活動している」とおっしゃいます。

             

施設との打ち合わせ、会員への事務連絡など、お仲間同士の役割分担がきちんとされていて、

チームワークがとてもいい素敵なグループです。

観て、聴いて、一緒に歌って、施設の利用者さんも、「四つ葉の会」のみなさんも

笑顔があふれ、楽しいひとときとなりました。

ボランティア活動レポート(24)『健康体操』

更新日: 2018年01月09日

ボランティアさんの活動現場レポート第24回は、「健康体操」で活動している

加藤光一さんに同行して浦和区の高齢者施設「浦和ケアセンターそよ風」を訪問しました。

加藤さんは月に1回、こちらの施設を訪問されていて、利用者さんとも顔見知り。

皆さんお待ちかねで、加藤さんからのご挨拶にも「うんうん」とうなずきながら、

目を輝かせてお話しを聞いていらっしゃいました。

まずは『里の秋』を歌いながら、身体を軽く動かしてウォーミングアップ。

次は、お腹に手をあてて、『鼻から息を吸って~』『止めて!いち・に・さん・・・』

『吐いて~』と鼻呼吸。

『わぁ~身体があったかくなってきた~』と、ウォーミングアップは終了。

           

「背筋伸ばし」から始めて「首」「肩」「腰」「手」「足」へと体操が続きます。

途中、利用者さんからの質問などにも、加藤さんはわかりやすく、丁寧に対応します。

最後はお決まりの「365歩のマーチ」身体を大きく動かしながら合唱します。

            

加藤さんは利用者さんに『また来てね』と言われることが嬉しい、ボランティアの

やりがいになるとのこと。

利用者さんには加藤さんの笑顔が、加藤さんには利用者さんの笑顔が健康の秘訣のようです。

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