ボランティア活動レポート(27)『ギターの伴奏と歌』 - トピック | さいたま市シルバーバンクWeb

ボランティア活動レポート(27)『ギターの伴奏と歌』

更新日: 2018年05月28日

 ボランティアさんの活動現場レポート第27回は、「ギターの伴奏と歌」です。

 今回は、「シニアーバンドメルヘン」の活動にお邪魔しました。

 メンバーは、ギターの豊田直行さん、歌の出口紀子さんのお二人。唱歌や童謡、昭和の歌謡曲などを、利用者の皆さんと一緒に歌うスタイルで活動されています。ボランティア歴は10数年に及びます。

 この日の活動先は、大宮区の高齢者施設「デイサービス グリーンデイ大宮桜木町」。準備の間、出口さんが「今年は桜が早かったですね」など、身近な話題で場をつないでいます。音合わせをしながら、早速『月の沙漠』が始まりました。「一緒に歌いましょう」と、出口さんがリードし、マイクを利用者さんへ向けます。発声練習も兼ねているとのことで、とてもリラックスした雰囲気です。

 

 この日のプログラムは全12曲。『四季の歌』『北国の春』『浦島太郎』『あめふり』など、施設の希望に沿った選曲だそうです。

 豊田さんのギターに合わせ、出口さんと利用者さん、職員さんたちも加わり、のびやかな歌声が続きます。『上を向いて歩こう』の間奏では豊田さんがギターソロを聞かせ、『愛燦燦』では出口さんが豊かな声量を披露する場面も。

 「一緒に歌うばかりでも飽きてしまうから、ちょっと聴かせる時間も設けています」と豊田さん。曲の合間では、歌の時代背景なども紹介されて、盛り沢山です。 

 『ふるさと』を歌って予定のプログラムは終わりましたが、その後も時間の許す限り演奏が続きます。『ドレミのうた』『東京キッド』・・・「次楽しいのやるよ」と、その場で曲が決まります。『二人は若い』では、歌いながらの指示でふたてにわかれ、かけあいをすることに。

 最後に、今月お誕生日が来る方おひとりずつに、お名前をいれながら『ハッピーバースデートゥーユー』を演奏されていました。思いがけない歌のプレゼントに、皆さんとてもうれしそうです。

 豊田さんは、お仕事の傍ら、趣味で洋楽の生演奏を披露されてきて、場の雰囲気に応じて演奏を変えていく力はその頃養われたそうです。定年後、情報誌で募集したメンバー数人とバンドを組んだのち、解散を経て現在の形に落ち着いたとのこと。ボランティアを始めたきっかけは、ご縁のあった施設で「何か恩返しをしたい」と、納涼祭で演奏を披露したのが最初だったそうです。

 ボランティアでは、「(利用者さんたちと)一緒に遊んでいる」と出口さん。歌は、声が出ないときもあるそうですが、皆さんに歌っていただければなんとでもなるから、とのこと。

 演奏が終わっても、片付けをしながら利用者さんたちとの会話を絶やさないお二人。皆さんの充実した笑顔が印象的でした。