2015-12 - トピック | さいたま市シルバーバンクWeb
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ボランティア活動レポート(15)『歌とボンゴ』

更新日: 2015年12月03日

 ボランティアさんの活動現場レポート第15回は、「歌とボンゴ」です。

 

 今回は、ボランティア歴が30年近くになる大熊 正則(おおくま まさのり)さんの活動にお邪魔しました。

 大熊さんは、音楽にあわせてボンゴを演奏したり、歌謡曲や民謡を歌うスタイルで、これまで市内外の高齢者施設などで活動されてきました。現在は、定期的に訪問している施設がさいたま市内4か所ほど。「毎週ボランティアに出向いている月もあるよね」とのことです。

 

この日は、南区のデイサービス施設「ハートランド浦和」での活動です。ふだんはおひとりでの活動が多いという大熊さんですが、こちらの活動では、趣味でなさっている社交ダンスのお仲間が加わって、音楽ばかりでなく踊りも披露されるそうです。


ボンゴ。南米の民族楽器です。


入口には看板が。期待も高まります。


演奏が始まりました♪

 デイサービスの利用者さんは、食後のくつろいだ雰囲気の中、演奏を心待ちにしています。大熊さんご持参のカセットデッキから「リンゴの唄」が流れだし、それにあわせてボンゴの演奏が始まりました。滑らかな手さばきで、軽快な音色が響きます。ボンゴが2曲終わると、次は歌の披露です。「別れの一本杉」「古城」に続いて民謡「南部牛追い歌」。若い頃に詩吟を習っていたという大熊さん。歌は地域ののど自慢大会で入賞多数、プロ歌手の前座も務めたことがあるほどの腕前で、聴きどころ満載です。

大熊さんが曲の紹介をしながら、「みんなこんな曲知らないでしょう?」と問いかけると、「知ってるよ!」と利用者さんが答え、楽しいかけあいもはさみながら、プログラムが進んでいきます。


じっくりと歌を聴かせたあとは、ボンゴに戻って「お富さん」「東京音頭」で陽気なリズムにガラリと変わり、利用者さんも手拍子をしたり口ずさんだりしています。全11曲の間、飽きさせない工夫がちりばめられています。


最後は、社交ダンスの披露です。お仲間とルンバ、チャチャ、ジルバを踊り、華やかな締めくくりに拍手喝采でした。 


大熊さんとボンゴの出会いは、20代のころ会社のお仲間で結成したハワイアンバンドにさかのぼります。最初はビアガーデンやダンスホールで披露していたそうです。「演奏を聴いてもらいたい」というお気持ちから、高齢者施設への慰問に活動を広げたのが、そもそものボランティアのきっかけだったそうです。 


「ボンゴを叩くと気分がすっきりするんだよね」とボンゴの魅力を語る大熊さん。ここ数年は、ボンゴの腕前を買われて地域の夏祭りで和太鼓を叩き、小学生にも教えているそうです。「前に教えていた子が、今では大学生になって、代わりに叩いてくれるんだよね」と朗らかに語ってくださいました。また、ご自身の演奏披露にとどまらず、「ボンゴを叩いてみたい」という高齢者施設や児童クラブなどの要望にも、快く応じておられます。


老若男女を問わず多くの人を魅了する大熊さん。これからもお元気で、ますますご活躍の場を広げていってください。

 

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