2015年10月01日 |
さいたま市南区にある岸中学校の学校訪問を行いました。 岸中学校のブラッシュアップチャレンジスクールでは、土曜日に国語、数学、英語の学習活動を行っています。 コンピューター室での自習には、オリジナル教材とコンピューターを使った教材を活用し、学習サポートの工夫をしています。
学習アドバイザーの松田くんにインタビューを行いました。少し長いですがチャレンジスクールへの熱い思いが伝わってきます。 中央大学 経済学部経済学科 3年 松田吉将さん こんにちは。岸中の土曜チャレンジスクールで学習アドバイザーを務めさせていただいております松田と申します。 私は身内のつてで大学入学と同時に土曜チャレンジスクールをはじめ、部活動のスケジュールの合間を縫って活動を続け、今年で三年目になります。 私がチャレンジスクールを続けている理由ですが、正直に言えば当初一年目の時点で活動を辞めようと思っていました。しかし、チャレンジスクールでいてくれる生徒たちの勉強に関する問題点や疑問を、自ら声をかけて、生徒と一緒に考え、解決していくことに強い達成感を感じ、活動を続けていくことを決心しました。この達成感が最大の理由です。 具体的に言えば、生徒たちが手持ちの教材やパソコンで問題と向き合う時に、多かれ少なかれ、分からない所や勘違いしている所が発生します。その際積極的にアドバイザーを活用していく生徒にはもちろんその欲求に答え、問題の解き方やコツなどを教えていきます。この時はこの時で生徒の要望に応えられた達成感や充実感を実感するのですが、自分で考え込んでいる生徒やミスに気付かない生徒に対し、こちらが能動的に声をかけ、生徒の気持ちを考え、いかに生徒に達成感を感じてもらいながら問題を解消できるかを考えながらアドバイスしていき、実際に問題が解決でき、生徒に「ありがとうございます」と言われた時に、やっぱり続けていて正解だったと思います。私はチャレンジスクールで活動した後に部活動に行くのですが、生徒からそういった達成感と、熱意やひたむきさをもらい、部活動にいそしむのが楽しみになりました。 同じような達成感を得られそうなものに塾講師という手段が存在しますが、活動が強制されていない点、学年や学力が様々な生徒が一緒の教室に集まっていり、より多くの生徒と接することが出来る点など、さまざまな点でより自由な活動が可能なところがチャレンジスクールならではの魅力でもあります。実際に私は部活動の関係で時折欠席および早退をしてしまうのですが、このような素敵な活動に参加することが出来ています。 また、他のアドバイザーや先生方と協力しながら、最初は顔も名前も分からない生徒と一緒に勉強し、また休み時間に生徒とたわいもない会話をしながら親交を深め、時にはその勉強への熱意や貪欲さ、真面目さにこちらが学びながら、生徒の勉強をいかにして充実したものに仕上げていくかを考えて活動に取り組むことになります。これらを真面目に取り組むことで、たとえ教職を取っていない自分でも、計画性や課題発見能力、問題解決能力やコミュニケーション能力などの上昇につながり、自分にプラスになると考えています。 最初は軽い動機でチャレンジスクールをはじめましたが、活動を通して様々な「プラス」を感じ、今でも続けています。チャレンジスクール、いかがでしょうか。 |
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