招聘作家・川井昭夫の作品、リュウゼツラン(アガベ)が開花しました! - 【ぼらたま】トピック | さいたま国際芸術祭2020
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招聘作家・川井昭夫の作品、リュウゼツラン(アガベ)が開花しました!

更新日: 2020年07月29日

 1970年代から植物を主題とした絵画の制作を始めた川井昭夫は、植物的な(無作為の)表現を追求する作家です。
 さいたま国際芸術祭2020では麻布のドローイングと川井自身がコレクションするアガベ6株によるインスタレーション作品を旧大宮区役所の屋上庭園にて発表する予定で、すでに当初の開幕に向けて展示され、公開を待っている状態です。

 今回展示しているアガベの1株が、今年3月頃から花芽が伸び始め、ようやく花を咲かせようとしています。
 アガベは砂漠で自生し、数十年という限られた生命の最期に一度だけ花を咲かせ、種子を残して枯れていく植物です。 今回花を咲かせた1株は、6株のアガベによる作品「Plant Circle - VI 草上の終焉」の一部となります。

 YouTubeの「アガベチャンネル」にて、リアルタイムで配信していますので、開花の様子をお楽しみください。 ⇒https://www.youtube.com/watch?v=bjOjHkPUYoc&feature=youtu.be

<川井昭夫プロフィール>
 1970年代から植物を主題とした制作を始める。1979年、ジャパンアートフェスティバル優秀賞受賞。以降、支持体の地色に限りなく近づけた色の絵の具を用い、表面に塗り重ねた痕跡だけを残す絵画シリーズを制作し、植物的な表現の在り様を追求する。1992-2002年にかけては、北陸の過疎化する村で「表現と場の関係を問い直す」プロジェクト「野積」を企画し、廃屋でのインスタレーションや、植物そのものを表現媒体とした作品を探求。2000年代にはアガベ(リュウゼツラン属)の収集を開始、世界的なコレクターとなり、2017年にはアガベによるインスタレーション作品を発表する。 主な展覧会に「死なない命」金沢21世紀美術館(2017)、「みえないように・川井昭夫」美濃加茂市民ミュージアム(岐阜、2010)、「みどりのちから 日本近代絵画にみる植物の表現」群馬県立館林美術館(2003)、「現代の絵画:東欧と日本」国立国際美術館(大阪、1981)など。

【左撮影:丸尾隆一】